●特集!3人娘の「行っていきました上井草!」 さりー、チアキ、のんの「ゆきつばき」3人娘が3月1日(日)にワセダクラブ主催の「ワセダクラブ杯記念レディース練習試合」参加してきました。本当はゆきつばき代表のおねー様が一緒に行くはずだったのですが風邪で寝込んでしまい、平均年齢約18歳の若いメンバーで参加してきました。 サリーはご存じむき出しの卵を(ラグビーボール)抱いて電車にものるラグビー娘。チアキは現役高校生でラグビー部所属!実は2日(月)まで試験なんです。のんちゃんは今まではサポートする側だったけど、自分もやってみたいと始めた、元新潟工業のマネージャー。 実は、のんちゃん今度の試合が初めてで不安がいっぱい。前の週の練習日に新潟市ラグビースクールの低学年チームと練習試合をやって、ちっちゃい子にパクラレまくっていました。全日の練習では伊藤清コーチから「球を持ったらパスなんか考えずに前に走れ!危ないと思ったら逃げろ!」とありがたいアドバイスを頂いていました。 当日は早稲田フリークで上井草に行くなら是非行きたいと運転を買って出た新潟ラグビースクールの某コーチの車で行きました。その車には3人娘と同じくらいの年齢の女の子が乗っていました果たしてその正体は… 東京まで3時間あまりの車の旅で判明したこと、彼女はコーチの姪で早稲田大学ラグビー部のマネージャーのかおちゃん。(部員紹介のページの1年生マネージャーのどちらかです。ちなみに出身は新潟ではありません)オフを利用して、父親の実家に遊びに来た帰りに便乗したとのことです。 はたしてこーた選手は寮にいるでしょうか?・・・残念!未だ帰ってきてないらしい。 グラウンドは人工芝のハーフコートと天然芝のフルコートのグラウンドでした。人工芝は鳥屋野球技場の芝生に似ていました。 さて、案内には、人工芝のハーフグラウンドとありましたが、当日ワセダクラブの方から、メイングランウドも使えるから、どっちでやりたいですか?と聞かれました。どっちでもいいような3人娘に、こんな機会滅多にないんだから、と運転手が出しゃばって「芝生のメイングラウンドでお願いします。」と答えてしまいました。(この大会の翌日から芝の養生期間に入るので、この日は使い放題だったようです。強者共が夢の後、秩父宮以上に荒れた芝生に早稲田の激しい練習が想像されました。) 試合は、7人制10分1本で、(手前から)ゆきつばき・ワセダクラブレディース・湘南スプリンガーズのコンバインドチームと前橋レディース、高崎オリーブ、江戸川レディースの4チーム総当たりで行われました。ローズカップでも死闘を演じる前橋には7人制の日本代表選手もいます。開会式ではワセダクラブ代表後藤さん(清宮さんと同期)の挨拶で始まり、化粧が崩れる前に記念写真と言うことでポールの下で参加者全員の記念写真を撮って、それぞれアップを始めました。
,娘達がアップを始めたのでこちらもビデオ撮影の準備、指揮台がベスト撮影ポイントだ。しかし勝手に昇って大丈夫か?・・・「大丈夫だよみんな使っているよ」とマネのかおちゃんにいわれ、遠慮しながらも指揮台に三脚を立てる、「ココで中竹監督が練習見てんだなあ」とミーハー魂爆発(運転手は30年近くのWファン超ミーハー、あの今泉の激走同点ゴールと清宮早稲田2年越しのトヨタ撃破を見ていることが自慢)ミーハー話はさておき、ビデオをセットしたが、最近はカメラオンリーでビデオを使っていなかったので、バッテリーがいかれていて撮影が出来ない気が付く。その事を3人娘に言うとなぜかチアキがニコニコ。まあ、純粋に女子ラグビー観戦をするのもいいかと諦めかけたが、早稲田大学のビデオカメラを貸して貰い撮影出来ることになった。いよいよ試合が始まるかというところで、ワセダクラブから激安スパイク販売のお知らせ。3000円でアディダスのスパイクが・・・。 そこでお釣りを待っている間にゆきつばきコンバインド対前橋レディースの試合開始!慌てて指揮台に戻るとその隙にいきなり、ノーホイッスルトライ・・・され、第1試合が始まった。ゆきつばきからは、さりーとチアキが出場。相手の前へ出る圧力に押されて下がり気味に展開する。時折途中からスクラムハーフにポジションチェンジしたのサリーが密集サイドをついて前に出るが、フォローがなく相手に取られる。相手ボールになるとディフェンスのギャップをうまく走られトライを許す。チアキも懸命にタックルするがうまく相手に繋がれる。相手ゴール前まで攻め込むシーンもあったが、ターンオーバーされ独走を許しトライされる。
第二試合はベテラン試合巧者揃いの江戸川レディースと対戦。平均年齢19歳のコンバインドチームは翻弄されっぱなし。ゆきつばきからはさりー、チアキ、のんの3人娘が出場。特に、のんは初試合。相手にうまくつながれ先制トライを許す。相手の圧力の前に連続トライを許す展開。しかし、前週小学生にパクられまくっていたのんちゃんがしっかりボールキープするシーンが見られました。ゴールを背負っての試合が続く中、味方ボールのスクラムからハーフのさりーがサイドをつき、相手スクラムハーフのディフェンスをステップで交わしてそのまま80mを走りきったのが唯一のトライ。相手に小刻みにつながれ攻められる厳しい試合でした。
第3試合は、厳しいディフェンスをする相手ではないため、若さとスピードで走りきるゲーム。平均年齢20歳若さでかき回す。3人娘はトライこそなかったもののハーフのさりーがあらゆる場面でボールクに絡む動きと、チアキのタックルとつなぎ、のんの突進と3人娘が活躍した試合でした。ゴールキックの練習もしようね(^^;)
試合の感想 私は、今回初めて試合に出ました。試合が始まる前から、走れるか心配でしたが、グラウンドに入ってから不安や緊張が吹っ飛んで、無我夢中で走りました。 (のん) タックルが全然できませんでした。自分がいかなきゃいけないところでタックルできない、追いついたのにタックルできない、そういう場面が何度もありました。個人的には今までやってきた試合の中で1番悪い試合でした。6月にまた試合があるのでそれまでに克服したいです。課題はたくさんで悩むことも多いけどあらためてラグビー好きだなって思いました!上井草のグラウンドで試合ができたのも良い経験になりました。 (さりー) 今回の早稲田での試合は、いつもと環境の違う中でやったので、とても緊張しました。 (チアキ)
別会場でアフターファンクションを終えて、新潟へ帰る前に、ここに来た記念に一枚。 その時グラウンドでは早稲田の選手が一人黙々とゴールキックの練習を繰り返していました。 |