NRFU 新潟県ラグビーフットボール協会

新潟県中越地震復興チャリティーマッチ


  
ありがとう10,852人
ありがとうクボタ!ありがとう神戸製鋼
新潟県で開催されたラグビーの試合で
初めて観客動員10,000人を達成しました。



●テレビ放送 前日の被災地でのラグビー指導・前夜祭からチャリティーマッチまでの模様をドキュメントで放送されました。
         BSN新潟放送:6月19日(日)16:00〜16:52

●日 時/平成17年6月12日(日)13:00キックオフ
●会 場/新潟スタジアム BIG SWAN

◎キックオフに先立ち,泉田新潟県知事に橋本新潟県ラグビー協会会長よぎ義援金の目録が手渡されました。
 「国の補助金が及ばないところでこうした義援金が被災者の生活支援に使われる」とご挨拶されました。



クボタ新潟不敗神話
これまで未勝利の神綱を破る!

クボタ
スピアーズ
チーム

神戸製鋼
コベルコ
スティーラーズ









PG
DG







29

得点

20

36

合計

27


一万を超す大観衆!テストマッチが行われた長居スタジアムにも劣らぬ熱気でした。

中越地区高校選抜対新潟地区高校選抜 11:30キックオフ

中越地区選抜
チーム

新潟選抜B









PG
DG







得点

14

合計

21


●サブトラック 新潟県ラグビースクール交流試合

●チャリティーマッチ参加チーム監督・スタッフ・選手による、被災地でのラグビー指導

6月11日(土)午前、長岡高校では神戸製鋼増保監督他4名でB選抜と試合をする中越選抜の指導、小千谷西高校では荻窪監督他6名で小千谷西、柏崎工業、堀之内高校ラグビー部、小千谷ラグビースクールの指導をして下さいました。長岡高校会場では中越選抜の選手が、指導会終了後も藤選手、小泉選手からスクラムの組み方について熱心に指導を受けていました。

かぎとみ徹の熱烈前夜祭 200名以上参加、能楽堂が熱気に包まれました。
両チームの監督(クボタ 荻窪宏樹氏、神戸製鋼 増保輝則氏)が参加し、予定時間をオーバーして、楽しいパネルトークが行われました。

「クボタは、公式戦、練習試合を含めてまだ神戸に勝ったことがない。だから、負けたことがない新潟の地で絶対に勝ちたい。」
クボタ 荻窪監督

「春のシーズンの大事な試合と位置づけて、クボタと試合をする。被災地の人達を勇気づける試合をしたい。」
神戸製鋼 増保監督

ちびっ子はクボタびいき。会場に来た子どもたちに、「どっちのチームの応援をするか」と聞くと、「クボタ」と答える子が多く、選手の名前も実によく知っていました。昨日のサイン会や昨年のトップリーグ前日のサイン会などを通して新潟の子ども達と交流してきたことがファン拡大につながっているのだと感じました。帰り際、能楽堂のエレベーターの前で大勢の子ども達に囲まれサインをせがまれている荻窪監督も嬉しそうでした。サインをもらった子どもたちは「これは宝物にする」「学校で友達に自慢する」と嬉しそうでした。更にタクシーで会場を後にする荻窪監督に「明日は、頑張って下さい」と子どもたちから大きな声援が飛んでいました。

チャリティーグッズの一部を紹介します。

サントリー14番ジャージ、背中に選手のサイン入り

●日 時/平成16年6月11日(土)17:00〜18:30 
●会 場/りゅうとぴあ能楽堂

◎チャリティマッチオリジナルグッズ販売!

新潟県協会では,この試合のためにTシャツを発売することとなりました.斬新なロゴ・デザインで,
カジュアルシーンでも着られるものとなっています.
販売開始となりました。詳しいお問い合わせは,KIWI CLUB(025-240-1710)までお願いします。
 サイズ 140(ジュニア) S(女性向き) M  L  LL  3L 色は3色


神戸製鋼コベルコスティーラーズからのメッセージ

<監督> 増保 輝則

 今回のチャリティーマッチを主催していただくにあたり、ご尽力していただいた新潟県ラグビー協会関係者各位の皆様に、神戸製鋼ラグビー部を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。

 私たちラグビー部も10年前の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けました。
 その際にはたくさんの方々の励ましや勇気、元気が私達にとって大きな力となり、挫けることなく今まで頑張ってこれたことを忘れることはできません。
 今回の新潟大地震によって大きな被害を受けられた方々へ、今度は私達が勇気づけ、元気づけてあげたいと強く感じています。

 そのような意味でも、今回のチャリティーマッチは大変意義ある大事な試合ですので、是非とも素晴らしい試合を皆様にお見せしたいと思っています。

<主将> 松原 裕司

 はじめに、新潟県中越地震に被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

 今回、新潟県震災復興支援チャリティーマッチを行えることを光栄に思っております。
 神戸製鋼Kobelco Steelersのある兵庫県神戸市も阪神大震災の被害から立ち上がった街であり、数多くの方々に支援されたことにより復興することができました。

 私たちも、被災地の一日でも早い復興をを願い、また被災された方々のためにも精一杯、力強い試合をしたいと思っています。

クボタスピアーズ からのメッセージ

<監督> 荻窪 宏樹

被災地の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

 新潟の皆様には、トップリーグで毎年、ホームチームとして温かく迎えていただき、感謝の気持ちで一杯です。

 スピアーズにとって縁の深い新潟の地が震災に見舞われた事を知り、部員一同、心を痛めておりました。今回、このような形で恩返しが出来る機会を得るに当たり、ファンの皆様や震災を乗り越えて来られた、神戸製鋼コベルコスティーラーズの皆様と一緒にラグビーを通じ、被災された方々のお役に立てればと思っております。

 また、今回の相手、コベルコスティーラーズは、いつかは追いつきたいと、挑戦し続けている我々にとっての大きな目標であります。このゲームで我々が目標に向かって全力で戦っている姿を感じ取っていただき、勇気と希望をお贈り出来ればと思っております。

 被災地の皆様には今後とも多くのご苦労があると思いますが、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

<ヘッドコーチ兼選手> ジェイソン・オハロラン

新潟の皆様、こんにちは。

 私は来日してから、スピアーズの一員として、色々な場所へ遠征していますが、最も大好きな場所のひとつが、ここ新潟です。食べ物はおいしく、ファンの方は温かく、試合では負けなし、更には2年連続でMVP(マンオブサマッチ)に選出されていますから。

 その新潟が大きな地震で大変な被害を受けられたとのニュースを聞き、心を痛めておりました。今回、大好きな新潟の地で試合ができる事をうれしく思うと共に、ラグビーを通じ、被災者の皆様に、元気と勇気をプレゼントしたいと考えています。

 今年の我々のチームスローガン「GET OVER THE GOAL LINE 〜成し遂げる〜」は「チャンスをものにし、必ずトライを取る」、「目標は必ず達成する」との強い気持ちを表しています。被災者の皆様も「復興」と言う大きな目標に向かい「GET OVER THE GOAL LINE」の気持ちを忘れず頑張って下さい!