トップリーグ 新潟 2006年9月

○第4節 9/30(土) 新潟スタジアムビッグスワン 

13:00 クボタスピアーズ 対 サントリーサンゴリアス

15:00 三洋ワイルドナイツ 対 ワールドファイティングブル

クボタ
チーム

サントリー

得点









PG
DG







11

14

29

26

25

合計

55

反則

13

PK

10

FK

レフリー 藤 実(日本協会A)


この試合から登場ルーキー有賀


有賀のトップリーグ初トライ

三洋
チーム

ワールド

得点









PG
DG







41

12

53

合計

反則

PK

10

FK

レフリー 相田真治(日本協会A)


ブラウンのボールを大きく動かすゲームでトライ重ねる


ゲームを支配した三洋FW




参加4チームの監督・部長によるトークショー

9/29(金)午後7:00〜午後8:00 市民プラザ(NEXT21ビル6階)
 山神孝志監督(クボタ) 清宮克幸監督(サントリー) 宮本勝文監督(三洋) 東田哲也GM(ワールド)

・3節までを振り返って
山神:新潟で勝つ予定だったが。前節勝ってチームとしてはいい状態にある。サントリーと当たる前にもっと勝ってあたりたかった。新潟での試合は惜しい試合だった。初戦(チームも・監督としても)は難しい。最初の準備不足だった。

清宮:ヤマハ戦の敗戦は、チームとして必要な負けだった。

宮本:これまでの結果は予想外。チームとしての激しさが失われている。修正して明日の試合にぶつけたい。

東田:(3敗)あまり言いたくない。苦しいスタートになった。明日は相性がいい三洋なので頑張りたい。

・対戦相手について

山神:清宮監督になりフレッシュな力がある。勢いがあり、強みがでている。FW,BKも強い。

清宮:新人監督、同期。新しい力を引き出せる。サントリーは新しい力を引き出している。クボタは一時攻撃のアタックが工夫されている。
明日はルーキー有賀が先発する。佐々木と有賀が一緒にプレーする。これで観客が1,000人増えるでしょう(笑い)

宮本:ワールドのGM(東田)は先輩。元気な人。三洋はワールドに勝っていない。東田イズムが浸透して勢いに乗ってくると強い。のせるとキツイのでひたむきに行く。

東田:三洋はFW,BKのバランスがいい。宮本監督になって、三洋の強さが出ていいチームになっている。ワールドは開き直った気持ちで攻めて、悔しい気持ちを払拭できたらいい。


・他の3人に言いたいこと

宮本:ラグビー人気復活のためにお客さんに感動してもらえる試合、ボールゲームの醍醐味を出して、ラグビーを見に来た人に感動してもらえるようなラグビーをしましょう。

東田:(自分たちの現役時代は)いい時期にラグビーをやってきた。多くのファンがいたときにやってきた。ラグビーに恩返しをする。ラグビー人口、ラグビーファンを増やす。トップリーグのチームが協力してイベントなどをする。少なくとも、この4人が協力できればいい。

山神:一緒にやれることをやる。この競技の良さを伝えたい。力を合わせて大きな流れを作りたい。

清宮:自分を育ててくれたラグビー。長く何かしていきたい。プロ契約など考えられることは全てやっていきたい。早稲田の話になるが、早稲田は毎年新潟(大学)に技術指導に来ている。数年前は新発田高校の選手に指導した事もある。その年新発田高校は花園に出た。何かの刺激になったのではないか。そういう立場にいる。ワセダクラブは北信越でも活動している、今後長くそういうことが出来るようにしたい。

・明日の試合についての抱負

山神:是非新潟でベストゲームをしたい。熱いゲームをしたい。

清宮:有賀と佐々木が同じチームでやる。日本一強いスクラムを組む。ボールを動かすゲームを見て欲しい。

宮本:トニー・ブラウンが復帰する。バックスがボールを動かすスピーディーな試合で勝ちたい。

東田:けが人が多いが復帰している。三洋に勝って勢いを取り戻したい。楽しいゲームをしたい。

※この他、日本ラグビーについて、ワールドカップについて、トップリーグの将来などについてなど、話を聞くことが出来ました。 

○第1節 9/2(土) 新潟市陸上競技場


16:00県内ラグビースクールデモ試合
 ラグビースクール高学年をスクールの垣根を取り払いチーム編成をし、試合を楽しみました。

16:30 新潟中学選抜 対 長野中学選抜

新潟選抜
チーム

長野選抜









PG
DG







12

得点

29

12

12

合計

41

    開幕セレモニー 篠田新潟市長の挨拶と始球式

18:00 ヤマハ発動機ジュビロ 対 クボタスピアーズ

ヤマハ
チーム

クボタ

得点









PG
DG







16

13

11

29

合計

18

反則

PK

FK

レフリー 谷口和人(日本協会A)


ケフを擁するクボタFW対日本人のみのヤマハFW


珍しい太田尾のSH


新潟市(亀田町)出身の高橋銀太郎選手


ゴールキックを決め会場を大いに沸かせました

ヤマハ発動機ジュビロよりメッセージ

○監督 堀川隆延
新潟県の皆様、はじめまして。ヤマハ発動機ジュビロの堀川です。
 このたびは大事な開幕戦を新潟にて行うことになり、ヤマハとしては初めての会場なので、とても楽しみです。エキサイティングな試合をクボタさんと共にお見せすることができるかと存じます。


ヤマハジュビロ集合写真

 さて、我々、ヤマハジュビロについて、少々ご紹介させていただきます。サッカーでお馴染みのジュビロ磐田と同じ、静岡県磐田市にあるチームです。ジュビロ磐田とは隣同士のグラウンドでお互い励まし合いながら、練習を行っております。
 やはり、サッカーの盛んな県ですので、我々もラグビースクールを持ち、近隣の小中学校へタグラグビーのレッスンを行うなど、積極的にラグビーの普及活動を行っております。
 聞くところによると、新潟県もサッカー人気が高まる一方で、新潟県ラグビー協会の方々による努力により、地道ながらもラグビー競技人口が増えているとお聞きしております。ですので、新潟県ラグビー協会の方々には、とても親近感を覚えております。

 今年のチームについてですが、「ライン・プライド」というスローガンを持って今シーズンを戦います。どのラインも全て重要な意味を持つ、その意識をもって試合に集中しようという意味です。
注目の選手は、まずはプロップの北川選手(関東学院大卒)。球際のしぶといプレーなど、磨きがかかってきました。田井中選手(帝京大卒)の復帰も、チームに大きな刺激を与えています。そして3年目となる大田尾選手(早稲田大卒)のリーダーシップも、今年のチームには欠かせない重要なものです。
日本代表組では守屋選手が自信もってプレーしています。また、ワールドから移籍してきた大西選手の加入は、チームの戦力アップだけでなく、練習の姿勢からチーム全体によい影響を与えています。山村選手と木曽選手たちも若手や中堅選手へアドバイスを積極的にしてくれており、こうした目に見えない財産がヤマハにあるのが強みです。

 ヤマハ発動機の企業理念は「感動創造企業」。我々、ヤマハ発動機ジュビロも、ラグビーを通じて、新潟県の方々に感動を与えられるように最大限の努力をいたします。
 皆様と新潟市陸上競技場にてお会いできることをチーム一同、楽しみにしております。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。


木曽キャプテンと
大田尾バイスキャプテン


ベテラン村田選手(右)と
日本代表守屋選手(中央)も来るよ

写真提供:ヤマハ発動機ジュビロ

クボタスピアーズよりメッセージ

 新潟県のラグビーファンの皆様、そして新潟県ラグビー協会の皆様、今期クボタスピアーズの監督に就任しました山神孝志です。どうぞよろしくお願いします。

 私は縁有りまして、新潟県の皆様とは3年前からラグビー教室を通じ、毎年交流させて頂いております。そして、このご縁のある新潟の地で今年もスピアーズのゲームを開催頂けます事を大変嬉しく、そして光栄に思っております。

 昨年は新潟のラグビーファンの皆様の熱い声援に支えられ、中越地震復興チャリティーマッチにおいて、創部以来初めて神戸製鋼コベルコスティーラーズに勝利することができました。残念ながら、トップリーグの三洋電機ワイルドナイツ戦では接戦の末、勝利する姿をご披露できませんでしたが、どこよりも熱い声援は今でも選手や私の胸に強く残っております。

 今期は開幕初戦となるヤマハ発動機ジュビロ、4戦目のサントリーサンゴリアスの2ゲームを新潟の地で戦います。そして、ご当地出身選手として早稲田大学から高橋銀太郎がスピアーズに加入し、新潟の皆様にはより親しみを持ってスピアーズを応援頂けることと思っております。

 クボタは米どころ新潟県とは、また格別のご厚情を県民の皆様に頂いており、まさに実りの秋の訪れと同様、クボタスピアーズも実りの成果をご披露できるものと、関係者一同張り切っているところです。是非、一人でも多くの県民の皆様にスタジアムまで足をお運び頂き、他競技のホームチーム同様、第二のホームタウン新潟で戦うクボタスピアーズにご声援を頂けますようお願い申し上げます。

クボタスピアーズ監督
山神 孝志


サントリーサンゴリアスより新潟県のラグビーファンの皆様へ

 この度は新潟県でトップリーグの試合を行えることを部員一同大変嬉しく思っております。
サンゴリアスは今季、早稲田大学を復活へ導いた清宮監督を新たに迎え、4年ぶりのタイトル奪取、
そして初のトップリーグチャンピオンに向け、日々トレーニングに邁進しています。

 今季チームが掲げたスローガンは『アライブ』。アタック・ディフェンスを問わず、ラグビープレー中の
全ての局面において生き続けることを意味する言葉で、チームの幹となるものです。
また、我々がリーディング・ジャパン・ラグビーを体現することで、ラグビー界全体を盛り上げなければ
ならないと自負しております。

 サンゴリアスは佐々木(早大卒)・有賀(関東学院大卒)など昨季の大学ラグビーのスター選手9名が
新加入し、チーム全体がガラッとフレッシュに変わりました。9月30日(土)は新潟県のラグビーファンの皆様に、インテリジェンスかつエキサイティングな進化したサンゴリアスラグビーをお見せします!
 対戦相手のクボタスピアーズは大型FWを擁する強豪チームですが、是非たくさんの方にご来場いただき、熱い試合を生でご観戦いただきたく思っております。皆様とスタジアムでお会いできることを楽しみにしています。なお、当日はチームテントでサンゴリアスグッズの販売や、ぬいぐるみの無料配布などを予定しておりますのでお楽しみに!

                                        サントリーサンゴリアス一同

新潟のファンの皆様へ

昨年に引き続き新潟での試合をチーム一同楽しみにしております。
新潟の印象は、ラグビー協会の皆様を始め、ファンの皆様がチームを温かくサポートしてくれることです。
チームにとっては、非常に有り難く 皆様に良い試合をして楽しんでもらいたい一心で純粋にラグビーに打ち込める環境にあります。
チームは、開幕戦から1勝2敗と勝ち運に恵まれませんが、新潟の地では負ける訳には行きません。
必ず楽しいラグビーをお観せいたしますので、どうぞスタジアムでのご観戦よろしくお願いいたします。

三洋電機ワイルドナイツ一同

ワールドファイティングブルより新潟県の皆様へ


はじめまして。兵庫県神戸市に本拠地を置くワールドファイティングブルです。
ワールドファイティングブルは新潟県で試合を行うのは初めてとなりますが、母体の総合アパレルメーカー「(株)ワールド」は、ニット産業の盛んな新潟県と縁が深く、多くの企業様や専門店様とお取引をさせて頂いております。
今回、古くから親交があり、四季の表情豊かなこの新潟県で試合をさせていただく事になりましたことを、チーム一同大変嬉しく思っております。

今季のファイティングブルは『Communication&Support』というスローガンのもと攻撃的でトライを取りにいくラグビーを目指して日々練習を重ねています。
新潟県の皆様にも「見ていて楽しい」ラグビーをお見せ出来る様、三洋電機戦に向けて調整をして参りますので、是非みなさま応援の程よろしくお願い致します。

最後になりましたが、私達ファイティングブルは95年の阪神大震災で被災し、それを乗り越えてまいりました。
「元気出していこー!新潟」、新潟中越地震の被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

ワールドファイティングブル一同



写真提供:ワールドファイティングブル